トップページ>知っておきたい「素肌」のこと
肌には自らを潤し、再生させる力があります。そうした本来の力を引き出しするのがスキンケアの役割です。
そのためにも、素肌についての理解を深めておくことが美肌づくりへの第一歩になります。
■表皮・真皮・皮下組織の3層からなる皮膚
人間の皮膚は大きく、表皮、真皮、皮下組織の3つで構成されています。一番外側の表皮は、わずか平均0.3mmと厚さながら、さらに上から
角質層、化顆粒層、有棘層、基底層の4つに分かれています。皮膚の表面を覆う表皮細胞はいちばん下の基底層で生まれ、少しずつ、上
へと押し上げられてやがて角質層に達し、垢となってはがれ落ちます。また表皮の下にある真皮は栄養分を表皮に送り、皮膚の弾力をつか
さどっている組織です。ここには、膠原繊維質と皮下脂肪からなる皮下組織は筋肉や骨を外部の刺激から守るクッションとしての働きをする
ほか、体温の放出を防いだり、皮膚への栄養を送り込む源にもなっています。
■皮膚のターンオーバー
基底層で生まれ、角質層に達した表皮細胞が最終的に垢となってはがれ落ちること、つまり皮膚の組織が入れ代わることをタ−ンオーバー
と呼んでます。その周期は約28日間でひと月ごとにこの代謝を繰り返すことで、肌はみずみずしさを保っています。なかでも角質層は健康な
状態なら15〜20%の水分を含んでいる、肌の潤いを保つ大切な組織。スキンケアは主にこの角質層へ働きかけることで、その保湿を助け
ます。角質層の水分保持は、NMF(=天然保湿因子)の働きによるものですが、この組織を低下すると肌のかさつきや小ジワの原因となり
ます。
■乾燥は肌荒れや小ジワの原因に
肌は水分を保持することで、潤いのある滑らかな状態を保っています。ですから、乾燥は素肌にとって大敵。冬の乾いた空気や紫外線、冷
暖房による影響、新陳代謝機能の低下などによって水分が保たれず、角質層の保水力が維持できなくなると、かさついたり、肌荒れが起こ
るようになります。正常な角質層の細胞は整然と並んでいますが、乾燥した細胞は反り返り、表面がカサカサな状態になるのです。カサツキ
はシワの原因になり、肌あれや様々なトラブルを引き起こします。いかに乾燥を防ぐかが、スキンヘアの重要ポイントです。
■水分と弱酸性のPHバランス
人間の肌は目にみえない汗と皮脂が絶妙なバランスをもとにミックスされ、皮脂膜という薄いベールをつっています。この皮脂膜が外界から
刺激を防御し、水分の蒸発を防いでいるので肌を滑らかに整えてくれるのです。しかも、皮脂膜のPHが弱酸性(PH>7以下)に保たれることで
細菌の繁殖を防いでいます。みずみずしい素肌のためにはたっぷりの水分を補給して乾燥を防ぎ、このPHバランスを弱酸性に保つことが大
切です。
■大敵は紫外線と乾燥
肌の乾燥や炎症などのさまざまなトラブルの引き金となるのは紫外線です。紫外線は肌の水分を奪うとともに真皮にあるコラーゲンやエラス
キンを変性させて弾力を失わせて、シミやたるみの原因をつくります。
■エイジングと肌
肌の老化現象を促すのは年齢だけではありません。紫外線や乾燥が与えるダメージやストレス、睡眠不足、食生活の乱れ、過度の喫煙と
いった日常生活の悪い習慣もまた、肌の新陳代謝を鈍らせることになります。これらの老化を加速させる要因を1つずつ取り除いていくことで
老化のスピードを遅らせることができるのです。